無料から使えるユーザー評価の高いタスク管理ツールTOP5

2022/8/5 投稿者: Alberto Sakai

タスク管理の上手い組織を目指すならば、適切なツールを選ぶことが肝心です。ここでは、キャプテラのユーザーから最も評価の高い5つのタスク管理ソフトをご紹介します。

無料から使える人気のタスク管理ツール

プロジェクトを効率的に実行するためには、細かく分けた個々の課題や作業を適切に管理することが大切です。このように細分化した作業のことを「タスク」と呼びます。徹底したタスク管理は極めて重要ですが、 リモートワークやハイブリッドワークが定着した現在でも、紙のスケジュール帳やスプレッドシートを用いて手作業で管理をする中小企業・小規模事業者がまだ多いのではないでしょうか。

このような従来の方法では、いくら少人数チームでも、情報共有の不備や進捗管理の不十分さにより、コミュニケーションロス、納期遅れといった問題につながってしまうことがあります。そのため、特に複数の案件を並行して抱えている場合や、共同で作業を行う場合には、 タスク管理の機能を備えたソリューションの利用をおすすめします。

今回は、キャプテラのユーザーから高評価を得ている5つのタスク管理ツールを取り上げ、それぞれの機能や特徴を説明します。製品の選定にあたり、過去2年間で100件以上のユーザーレビューが投稿されていること、さらに総合評価で5つ星中4.5以上の星数を獲得していることを条件としました。選定方法の詳細は文末をご覧ください。なお、掲載はアルファベット順としています。

本記事の動画解説版 (5分)

1. MeisterTask (マイスタータスク)

タスク管理 - MeisterTask (マイスタータスク)
MeisterTaskのダッシュボード (出典)

評価ポイント (5​つ​星満点中)

  • 総合評価 4.7星
  • 使いやすさ 4.7星
  • カスタマーサービス 4.4星
  • 機能 4.4星
  • 価格の妥当性 4.6星

MeisterTaskは、カンバン方式のプロジェクトボードを使用して、リアルタイムで共同作業を行うことができるWebベースのタスク管理ツールです。

カスタマイズ可能なダッシュボードには、個人用チェックリスト (Agenda)、通知、時間追跡情報などが含まれており、チームの進捗状況を視覚的に追跡できます。他には、期日設定、ファイルのアップロード、メンバーへのタスク割り当てなどの機能も搭載しています。

MeisterTask独自の機能であるAgendaは、個人的なプライベートボードであり、あらゆるプロジェクトからタスクをピン留めして管理を可能とするものです。

無料プランでは、作成できるプロジェクトは最大3つまでとなっており、限られた外部サービス (iCalendar、Zapierなど) としか連携できませんが、プロジェクトメンバーの人数には制限がありません。統計やレポート、自動化機能などを利用したい場合は「プロ」以上のプランへアップグレードする必要があります。

主な機能

  • サブタスクの作成
  • コラボレーションツール
  • 繰り返しタスクの設定
  • 時間追跡

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2. Microsoft To Do (マイクロソフトトゥドゥ)

タスク管理 - Microsoft To Do (マイクロソフトトゥドゥ)
デスクトップ版Microsoft To Doのリスト (出典)

評価ポイント (5​つ​星満点中)

  • 総合評価 4.5星
  • 使いやすさ 4.6星
  • カスタマーサービス 4.3星
  • 機能 4.3星
  • 価格の妥当性 4.7星

マイクロソフトのTo Doは、同社Office製品と統合されている、完全無料のアプリケーションです。その名の通り、シンプルな「To Doリスト (作業リスト)」をベースに、アラーム設定、サブタスク作成、リスト共有などの機能を搭載しています。

また、To Doで特徴的である「 今日の予定 (My Day) 」リストを使ってその日の作業に集中することができ、さらに スマートリスト機能でタスクを自動的に提案してもらえます。

あらゆるプラットフォームで使える個人用のタスク管理アプリとして設計されていますが、リストを共有することで共同で作業を進めることもできます。タスクはすべてExchange Onlineのサーバに格納されるため、Outlookと自動的に連携されます。

Microsoft To Doを無料で使うためには、Microsoftアカウントに登録する必要があります。ただし、組織用の一部のライセンスは対応していないようなので、会社に職場アカウントがある場合は管理者に確認すると良いでしょう。Microsoft 365スイートにもTo Doは含まれています。

主な機能

  • サブタスクの作成
  • コラボレーションツール
  • 繰り返しタスクの設定

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3. monday.com (マンデードットコム)

タスク管理 - monday.com (マンデードットコム)
monday.comではドラッグ&ドロップで画面をカスタマイズできます (出典)

評価ポイント (5​つ​星満点中)

  • 総合評価 4.6星
  • 使いやすさ 4.5星
  • カスタマーサービス 4.5星
  • 機能 4.4星
  • 価格の妥当性 4.3星

monday.comは、 独自のクラウドベース プラットフォーム 「Work OS」 上で動作する作業管理ソリューションです。

タスク管理の画面はシンプルなドラッグ&ドロップでカスタマイズすることができ、業務の進捗状況や成果を視覚的に管理できます。また、オートメーションを設定することにより、タスクの変更をチームに通知するなど、さまざまなワークフローが自動化されます。

他には、メッセージング、外部アプリケーションとの連携、ガントチャート、リアルタイム編集などの機能を備えています。

各プロジェクトの単位となるボードには3種類があります。アカウント内のチームメンバーであれば誰でも閲覧可能な「メインボード」は、無料プランを含むどのプランでも利用でき、作成できるボード数に制限はありません。外部関係者を招待できる「共有ボード」や、内部のユーザ―だけで使用する「プライベートボード」を使う場合は、有料プランに加入しなければなりません。

主な機能

  • サブタスクの作成
  • コラボレーションツール
  • 繰り返しタスクの設定
  • 時間追跡

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4. Todoist (トゥドゥイスト)

タスク管理 - Todoist (トゥドゥイスト)
Todoistの作業リストはフィルタを使ってカスタマイズできます (出典)

評価ポイント (5​つ​星満点中)

  • 総合評価 4.6星
  • 使いやすさ 4.6星
  • カスタマーサービス 4.4星
  • 機能 4.4星
  • 価格の妥当性 4.5星

TodoistはTo Doリストをベースにした、マルチプラットフォーム対応のタスク管理ツールです。シンプルなインタフェースを備えており、フィルター、ラベル、優先度などを使ってリストをカスタマイズすることができます。すぐに利用を開始したい場合は、「イベント計画」、「クライアント管理」、「コンテンツ・カレンダー」など、目的に合わせたテンプレートも多数用意されています。

タスクのクイック追加やサブタスク分割、繰り返しの予定日など、日々の業務に役立つ機能を搭載しています。また、連携機能を使えば、カレンダー、音声アシスタント、時間追跡など、30以上のサードパーティのツールを使うことができます。

無料プランのアカウントはわずか数分で作成することができ、使える機能も有料プランとほとんど変わリません。大きな違いとして挙げられるのは、リマインダーと自動バックアップを設定できないことや、表示スタイルを変更できないことです。他に、アクティブプロジェクトは5件まで、1プロジェクトあたりの共有者は5人まで制限されていることなどの違いがあります。

主な機能

  • サブタスクの作成
  • コラボレーションツール
  • 繰り返しタスクの設定

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5. Trello (トレロ)

タスク管理 - Trello (トレロ)
Trelloでは、ボード、リスト、カードで作業を整理します (出典)

評価ポイント (5​つ​星満点中)

  • 総合評価 4.5星
  • 使いやすさ 4.5星
  • カスタマーサービス 4.3星
  • 機能 4.3星
  • 価格の妥当性 4.6星

Trelloは、個人から大規模組織まで使える、柔軟性とコラボレーションを重視したタスク管理ツールです。各作業をカードとして作成して、チームメンバーは期限の設定、ファイルの添付、コメントの追加、チェックリスト作成などの機能を利用できます。

また、タスク完了時にメール通知を送信するなど、さまざまなワークフローを自動化することができ、さらに「Power-Up」と呼ばれるアドオンを追加することで、外部ソフトとの連携や拡張機能を用いることも可能になります。

無料プランから、ストレージ容量は無制限で、ボード (プロジェクト) に追加できるメンバー数にも制限がありません。ただし、添付ファイルの大きさは10MBまでとなり、また、ボード以外のビュー (タイムライン、テーブル、カレンダー、マップなど) は利用できません。なお、一部のPower-Upには追加料金が必要になります。有償プランのトライアル版も提供されています。

主な機能

  • サブタスクの作成
  • コラボレーションツール
  • 繰り返しタスクの設定
  • 時間追跡

詳しく見る

タスク管理ツール選択時に考慮すべきこと

タスク管理ツールには、シンプルなものから高度なものまでがあり、機能が多いほど価格が高くなります。また、 製品によっては、登録できるユーザー数やプロジェクト数の上限が決まっています。自社にとって重要な要件は何かを見極めたうえで、各製品の価格プランや機能詳細をじっくり比較検討をしてから、予算に見合ったものを導入するようにしましょう。

また、実際にソフトウェアを使用している ユーザーの評価を参考にすると良いでしょう。特にニッチな市場でビジネスを展開している場合は、特殊なワークフローや、法的要件があるかもしれません。キャプテラのようなプラットフォームでは、ソフトウェアの使用経験に基づいたオンラインレビューが数多く掲載されています。企業規模や業界などでフィルタリングして、レビューを検索することもできます。

今回ご紹介した製品はすべて無料プランや無料トライアルを提供しているので、最後のステップとして、関心のある製品を実際に試してみることをおすすめします。

プロジェクト管理ソフトをお探しでしたら、キャプテラの タスク管理ツールのリストをぜひご覧ください。

本記事で取り上げた製品の選定方法

製品の選定は、以下の基準で行いました。

  • 市場定義 キャプテラによる「タスク管理ツール」の定義に該当するツールであること。すなわち、「1つのプロジェクトを一連の作業タスクに分けることで管理しやすく」し、複数ユーザーの共同作業を可能とすること
  • 中核機能 アラートや通知、タスクの編集や更新、タスクの進捗追跡、タスクのスケジューリング、タスクのタグ付けなど、このソフトウェアカテゴリーの中核となる機能を備えているツールであること
  • レビュー件数の条件 2020年7月11日から2022年7月11日までの過去2年間で、検証済みのユーザーレビューが100件以上ある製品であること
  • 評価の条件 総合評価で、5つ星中4.5以上の星数を得ていること
  • 利用可能な国・言語 日本で利用することができ、日本語に対応していること
  • 価格オプション 無料プランまたは無料トライアルを提供していること

注意:掲載内容は2022年7月時点での情報です。最新の情報は各ベンダーへご確認ください。

この記事で言及されている製品、プログラム、サービスは、国によっては提供されていないか、法令や規制により制限されている可能性があります。製品の提供状況や、国・地域の法令遵守に関しては、ソフトウェア・プロバイダーに直接お問い合わせください。

筆者紹介

酒井アルベルト。マドリード・コンプルテンセ大学情報学部卒業。学術博士 (千葉大学)。NHK国際放送アナウンサー、琉球大学准教授を経て、現在はキャプテラにてシニアコンテンツアナリストを務める。技術・社会・ビジネスの観点からのコミュニケーションに関心がある。

酒井アルベルト。マドリード・コンプルテンセ大学情報学部卒業。学術博士 (千葉大学)。NHK国際放送アナウンサー、琉球大学准教授を経て、現在はキャプテラにてシニアコンテンツアナリストを務める。技術・社会・ビジネスの観点からのコミュニケーションに関心がある。